2026-10-08
ショートステイの使い方|連続30日まで、費用の目安、取れないときの対策を厚生労働省の情報で解説
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「法事で2日ほど家をあけないといけない」 「毎日の介護で、少しまとまった休みがほしい」
そんなときに使えるのが、施設に短い期間泊まって介護を受けられるショートステイです。この記事では、厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」をもとに、ショートステイのしくみと使い方を整理しました(出典は記事の最後に載せています)。
ショートステイは2種類
一般に「ショートステイ」というと、特養などに泊まる短期入所生活介護を指すことが多いです。医療的なケアが必要な方は、老健などの短期入所療養介護も選択肢になります。
どんなときに使える?
厚生労働省は、短期入所生活介護の目的として、本人の孤立感の解消や心身の機能の維持回復だけでなく、家族の介護の負担を軽くすることをあげています。対象になる例として、次のような場合が示されています。
- 本人の心身の状況や病状がよくないとき
- 家族(介護する人)の病気、冠婚葬祭、出張のとき
- 家族の体や心の負担を軽くしたいとき
「疲れたから休みたい」も、立派な利用の理由です(介護疲れで限界…家族が休むための「頼れる先」まとめ)。
連続して使えるのは30日まで
厚生労働省は「ここに注意!」として、ショートステイの連続利用日数は30日までとしています。長く泊まり続けることを前提にしたサービスではないので、長期の入居が必要な場合は、特養などの施設への入居も考えましょう(特養への入居条件と待機期間)。
また、ショートステイの利用は、要介護度ごとの1か月の利用限度額の中で、ほかの介護サービスと組み合わせて計画します。
費用の目安
厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」では、短期入所生活介護(併設型・多床室の場合)の自己負担(1割)の目安を、次のように示しています。
| 要介護度 | 1日あたりの自己負担(1割) |
|---|---|
| 要支援1 | 451円 |
| 要支援2 | 561円 |
| 要介護1 | 603円 |
| 要介護2 | 672円 |
| 要介護3 | 745円 |
| 要介護4 | 815円 |
| 要介護5 | 884円 |
※ 単独型や個室、ユニット型など、施設の形態や部屋の種類によって費用は変わります。食費・滞在費・理美容代などは別にかかります。2割・3割負担の方は、その分高くなります。
所得が低い方は、負担限度額認定を受けると、ショートステイの食費・滞在費が安くなることがあります(負担限度額認定の記事)。
使うまでの流れ
- ケアマネジャーに相談する(要支援の方は地域包括支援センター)
- ケアマネジャーが、空いている施設を探して予約をとる
- 初めて使う施設では、事前の面談や契約がある
- 当日は、着がえや薬などを持って施設へ(送迎がある施設も多い)
予約が取れないときは
ショートステイは人気があり、希望の日に予約が取れないこともあります。
- 早めに予約する:法事や旅行など、日にちが決まっている予定は分かった時点ですぐにケアマネジャーに伝える
- 定期的に使う:「毎月第2週の週末」のように定期的な利用をケアプランに入れておくと、予定が立てやすくなる
- ほかのサービスと組み合わせる:泊まりもできる「小規模多機能型居宅介護」なども選択肢になる
- 介護保険外のサービスで補う:家にヘルパーさんに来てもらい、見守りや介護をお願いする
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知っておきたいポイント
- ショートステイは、**特養などの「生活介護」**と、**老健などの「療養介護」**の2種類
- 家族の病気・冠婚葬祭・出張・休養のためにも使える
- 連続して使えるのは30日まで
- 1日の自己負担(1割、併設型・多床室)は、要介護1で603円が目安。食費・滞在費は別
- 人気があるので、早めの予約と、ほかのサービスとの組み合わせを
日帰りのサービスはデイサービスとデイケアのちがい、介護サービスの全体像は介護サービスの種類と使い方もあわせてご覧ください。
※ この記事は2026年10月時点の情報をもとにしています。費用は改定されることがあり、施設によっても異なります。くわしくは、ケアマネジャーや利用を考えている施設に確認してください。
この記事の出典
- 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」短期入所生活介護(ショートステイ)(目的、対象となる例、連続利用30日、自己負担の目安)
- 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」短期入所療養介護
- 厚生労働省「介護保険制度の概要(令和7年7月)」(PDF。介護保険3施設・ショートステイの居住費・食費の軽減)
- イチロウ(事業者の公式サイト)サービス案内
(いずれも2026年10月に内容を確認しています)
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