親の車・運転

2026-10-18

親の運転免許の自主返納|手続き・運転経歴証明書・大阪府と兵庫県の返納特典

「そろそろ親に運転をやめてほしい」「本人も返納を考えている」。そんなときに知っておきたいのが、運転免許の自主返納の手続きと、返納したあとに受け取れる運転経歴証明書です。

自主返納とは

運転免許は、有効期間の途中でも、本人が申請して取り消してもらうことができます。これが「自主返納」です。警察庁の白書では、運転に不安を感じる高齢者などが、自主的に免許の取消しを申請できる制度として紹介されています。

返納すると、その日から車の運転はできなくなります。

運転経歴証明書とは

免許を返納したあと(または更新せずに失効したあと)5年以内に申請すると、「運転経歴証明書」を受け取れます。これまでの運転の経歴を証明するもので、本人確認書類として使えます。

警察庁の白書によると、運転経歴証明書を持っている人は、バスやタクシーの運賃の割引など、さまざまな特典を受けられます。

2025年3月24日からは、マイナンバーカードに運転経歴の情報を記録する「マイナ経歴証明書」も申請できるようになりました。

手数料(大阪府の場合)

大阪府警察のページでは、交付手数料を次のように案内しています。

受け取るもの 手数料
運転経歴証明書のみ 1,150円
マイナ経歴証明書のみ 900円
両方 1,250円

手数料は都道府県や時期によって変わることがあります。申請の前に、お住まいの府県の警察で確認してください。

手続きの場所(大阪府の場合)

大阪府警察のページによると、大阪府に住んでいる人は、門真・光明池の運転免許試験場か、府内の警察署で申請できます。

申請先 受付 受け取り
門真・光明池運転免許試験場 平日 8:45〜14:30(12:00〜12:45を除く) 運転経歴証明書はその日に交付
府内の警察署 平日 9:00〜17:00 運転経歴証明書は後日(郵送も選べる)

主な持ち物は、運転免許証(マイナ免許証を持っている人はそれも)、写真(試験場で申請する場合は不要)、手数料です。写真は、6か月以内に撮った、無帽・正面・無背景、縦3cm×横2.4cmのものです。

なお、違反などで免許を取り消される場合は、運転経歴証明書を受け取れません。

大阪府・兵庫県の返納特典

大阪府

大阪府の「高齢者運転免許自主返納サポート制度」では、運転免許を自主返納(または失効)して運転経歴証明書を受け取った大阪府在住の65歳以上の人が、協力している企業や店舗で特典を受けられます。

お店では、次のどれかを見せます。

  • 運転経歴証明書
  • 運転経歴証明書交付済シールとマイナンバーカード
  • マイナ経歴証明書と、スマートフォンなどに表示した運転経歴の情報

協力している企業・店舗の一覧は、大阪府のページから確認できます。

兵庫県

兵庫県では、「高齢者運転免許自主返納サポート協議会」に加盟する企業・団体が特典を用意しています。兵庫県警察の案内では、県内の住所が書かれた運転経歴証明書を持つ65歳以上の人が対象で、公共交通機関の運賃割引や、宿泊・温泉施設の割引、商品の割引などがあります。

市や町が独自の支援をしているところもあります。お住まいの市町の窓口にも確認してみてください。

返納を考えるときに

返納したあとの通院や買い物の手段も、あわせて考えておくことが大切です。

運転について迷ったときは、警察の安全運転相談(#8080)にも相談できます。

まとめ

  • 自主返納は、免許の有効期間内に本人が申請してできる
  • 返納・失効から5年以内なら、身分証になる運転経歴証明書を受け取れる
  • 2025年3月からは、マイナンバーカードに記録するマイナ経歴証明書も選べる
  • 大阪府・兵庫県とも、65歳以上の運転経歴証明書の提示で特典がある

この記事の出典

(いずれも2026年10月に内容を確認しています)

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