2026-10-01
遺品整理の費用をおさえるには|自分でやる部分・家電の処分・見積もりの比べ方
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遺品整理を業者に頼むと、家の広さや物の量によっては、数十万円の費用がかかることもあります(間取りごとの目安は遺品整理の入門ガイド)。
この記事では、費用をおさえるためにできることを、環境省と国民生活センターの情報をもとに整理しました(出典は記事の最後に載せています)。
費用をおさえる3つの方法
① 家族でできる部分を先に進める
業者の費用は、作業の量と時間で大きく変わります。次のような作業は、家族で先に進めておくと、その分だけ業者に頼む量を減らせます。
- 遺言書、通帳、印鑑、保険証券などの大切な書類を探しておく
- 写真や手紙など、残したい物を別の場所に移しておく
- 食品や日用品など、ふだんのごみとして出せる物を、市区町村の分別ルールで出しておく
ただし、相続放棄を考えている場合は、遺品を処分する前に専門家に相談しましょう(相続放棄の記事)。
② 家電と粗大ごみは、正しいルートで処分する
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目は、「家電リサイクル法」にもとづいて処分します。環境省の案内では、家電小売店などに引き取ってもらい、メーカーがリサイクルを行うしくみで、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。処分のしかたは、お住まいの市区町村が案内するルールにしたがいましょう。
安く済ませたいときほど、「無料回収」をうたう業者に頼みたくなりますが、あとで高額な料金を請求されることもあります。遺品整理業者に頼む場合も、処分をどこに任せているかを確認しましょう(遺品整理業者の選び方)。
③ 見積もりの比べ方
国民生活センターは、遺品整理サービスを利用するときのアドバイスとして、次のことを挙げています。
| チェックすること | ポイント |
|---|---|
| 複数社から見積もりをとる | 1社だけで決めない。せかされても、その場で契約しない |
| 見積書の内容を十分に確認する | 作業内容と費用が明確に書かれているか |
| 料金・キャンセル料・作業内容を事前に確認する | どんなときに追加料金がかかるか、書面で確認する |
| 残す遺品と処分する遺品を分けておく | 処分してほしくない物を、はっきり伝える |
見積もりを比べるときは、金額の安さだけでなく、追加料金がかかる条件まで同じ前提で比べることが大切です。
トラブルになったら
契約や料金でトラブルになったときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、お近くの消費生活相談窓口を案内してもらえます(相談は無料、通話料はかかります)。
まとめ
- 書類や思い出の品の仕分け、ふだんのごみの処分は、家族で先に進めると費用をおさえやすい
- 家電4品目は家電リサイクル法のルートで処分する。無許可の回収業者は使わない
- 見積もりは2〜3社で比べ、追加料金やキャンセル料の条件まで確認する
この記事の出典
- 環境省「廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!」
- 国民生活センター「こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル」(2018年7月19日)
- 消費者庁「相談窓口(被害にあったら)」
(いずれも2026年10月に内容を確認しています)
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